11月29日午前、北京市高級人民法院が記者発表会を開催し、「北京裁判所知的財産権専門化裁判30年白書（1993〜2023）」と30件の典型的事例を発表した。
白書は、1993年8月5日に北京で中国初の知的財産権法廷が設立されて以降の30年間に、北京の各裁判所での知財事件の審理情況をまとめたもので、中国語と英語の両方で同時に発表された。
1993年から今年9月までに、北京の各裁判所は各種類の知的財産権事件を62万4577件受理し、59万8228件結審した。この中で、一審と二審を合わせた受理件数は62万1762件（年平均増加率は21.8％、結審件数は59万5520件（同22.2％）であった。
発表会で30年間の裁判活動から選ばれた30件の典型的事例も公表された。民事、行政、刑事事件を含み、特許や商標、著作権、不正競争、独占、植物新品種などの知財保護の各分野をカバーしている。
北京高級法院の任雪峰副院長は発表会で、今後もサービスの高品質化に取り組み、知的財産権の司法保護、多元的な紛争解決、人材育成などを一層強化する方針を表明した。
出所：中国法院網
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