6月1日、重慶市高級人民法院と世界知的所有権機関（WIPO）仲裁調停センターは、重慶市で「知的財産権分野の代替的紛争解決に関する交流協力強化協定」に調印した。この式典には、最高人民法院、WIPO、重慶市政府、重慶市高級法院の関係者が出席した。
この協定は、中国の裁判所が進める知的財産権強国建設プログラムの一環として、WIPOの枠組み下での国際的な協力を深める重要な取り組みである。協定は、国際的に一流な知財保護「高地」の構築を目指し、新時代の西部大開発の戦略的支点としての重慶市の位置づけを鮮明にするものである。
WIPOの王彬穎事務局次長は、重慶市がイノベーションと知的財産権の分野で顕著な成果を上げていることを称賛した。また、最高人民法院の支援のもと、WIPO仲裁調停センターと重慶市高級法院が連携して、渉外知財事件の調停依頼、人材育成、普及啓発活動を推進し、今後も豊かな成果を期待していると語った。
出所：中国保護知識産権網
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