新エネルギー車産業において、動力電池はその核心をなす重要な要素であり、新エネルギー車全体の技術水準に直接影響を与える。リチウム電池、特に固体電池の分野で、中国は世界の主要な技術源国の一つとなっている。
2023年5月時点で、世界の固体電池 に関する重要な技術特許出願件数は2万798件に達し、そのうち中国が占める割合は36.7%にあたる7640件である。
また、世界の新エネルギー車の固体電池技術において、特許出願数の上位10位には日本や韓国の企業が多く名を連ねている。特に日本企業の特許文献は平均6.5回引用されており、他国を上回る影響力を持っていることが分かる。
中国はポリマー電解質技術の主要な産出国でもある。中国国内のイノベーション主体は多様であり、中国科学院、華中科技大学、中南大学、ハルビン工業大学などの大学や研究機関、さらに北京衛藍新能源や比亜迪（BYD）などの企業が連携し、強力な技術優位性を持つイノベーション産業チェーンを形成している。
出所：中国知識産権報
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