8月30日、中国の習近平国家主席が主宰する中央改革全面深化委員会の第21回会議が開催された。会議では、「独占禁止」と「不正競争防止」に関する執法を強化するとの方針が示され、また「独占禁止の強化と公正競争政策実施の踏み込んだ推進に関する意見」が審議・採択された。

会議で、習近平氏は「独占禁止を強化し、公正競争政策の実施を踏み込んで推進することは、社会主義市場経済体制を整備するうえでの内在的要請である。新発展構造の構築、質の高い発展の推進、共同富裕の促進という戦略的観点から、公平な競争が行われる市場環境の形成を促進し、各種市場主体、特に中小企業のために広大な発展の空間を作り出し、消費者の権益をよりよく保護する必要がある。体制・仕組みの面から戦略物資と緊急物資備蓄の安全管理を強化し、戦略的保障、マクロコントロール、緊急対応能力を強化し、重大なリスクを防止し対応する能力を強化しなければならない」と強調した。

出所：中国政府網

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